リメイクという名の最終幻想 3

※ 2006年08月28日 バックナンバー


今、僕は部屋でのんびりとする時間を得た。

そんなモノローグを浮かべながらだらだら過ごす時間を得た今日この頃、いかにお過ごしでしょうか?

いろいろありましたが、僕は生きております。


さて、ではまず近況報告から。

土日を潰し、会社で泊まってハイホーハイホーな状況は通り過ぎ、すべてやり通してのんびりする時間を得ることができました。
まあ、どれぐらいこの危機が終わるかはさておくとしまして。


見事にやりとげた感があったせいかDS版FF3を買っちゃって、プレイする時間もないのにどうしようかと悩んでおります。


と、まあそれはさておくとしまして。







まだまだいくよぉー!!(BGM:巫女巫女ナース)

ヤバドゥ! ヤバドゥ! ヤバドゥー!!

そんなわけで物欲を腹の底から沸かせて生きる生物、yamotoの物欲チャンネル!!

今回の生け贄は先ほどヌカしたDSのFF3! そう、青春時代の復活でございます。



さて、プレイ開始でぽちっとな。



……。お。


ムービーがでてきたでてきた。すげー。
この画質でぐりんぐりんしちゃうなんてよっぽどすげえエンジン引っ張ってきたんだなー。
これだったら、タメはれるわね、PSPと。
もしかするとアレかしらね。これをソフトウェアにしてムービー再生ツールなんてのもできるのかしら。



うん。8頭身は見なかったことにしても、技術力は凄いわね。




さて、ではゲーム開始!!
お、早速主人公の登場です!!


……アレ? ……なんかほら。
足りなくね?


人間の数、足りなくね?


そう、今回洞窟からのスタートはなんと一人ぼっちだそうです。



ちゃばー!!?
無理ッ!! 無理無理!!
一人でアダマンタイマイなんてやりあったら死ぬよ! 死ぬ死ぬ!!


多分僕はその瞬間、主人公とシンクロしちゃったのかと思います。つまり状況として


「いきなりここでエンド!!!?」


え、ゲームだから落ち着け?
OK、スティーブ。今深呼吸した。

で、この後来るんだろうなー、来るんだろうなー。
あの愉快なゴブリン4兄弟が来るんだろうなー。

ブチ・ころ・される。

そう覚悟を決めつつ、さあ勝負!!

しゅぱーん

……お、結構長いロードかと思ったが、体感するとそんなでもないわ。

さて、今回のお目玉、ぐりぐり動くポリポリの敵さんとキャラクターですわ!
私全力でドット絵至上主義なので、舐めたポリだったらマッハでソフトたたき割ってくれる!!


………。

あれ。

ローポリ、だわね?


角ががっきんがっきんして、やがりますわね?


……。


これはこれで!!!(yamotoは、ドット絵至上主義の称号を失った!!)


ヤバドゥ!! いいよ、いいね!! ローポリで角ガッキガキの刺さりそうなのいいね!! これだよ、僕の求めていたモノ!!

しかもぐりんぐりんと動くじゃあないですか、この角一杯のもの!!

いいわぁ。この「無茶なんだよ、無理なんだよ!! こんなロースペックマシンでポリゴンなんてさあ!」と現場の叫びが聞こえてきそうなバランス。

しかもSDキャラもそんなに、悪くない。
いや、なんだかんだ言われてるけど、がんばってるなあ。


こーいうのに弱いのよ、おにーさん。


さて、では戦闘開始って……あれ、よく見ると……数、減ってるなあ。2匹しかいない。



──勝てる。



今、主人公と僕の心はつながった。


「ハハハハハハ!! ゴブリン風情がのこのこツラだしやがって!! この片手のナイフで細切れにしてやるぜオラァ!!」

ばすばす。

ぴしっ。

がすがす。


兄者!! 兄者ー!? こいつら結構強いー!!!

ひい、やべえ! 死ぬ! 死んでしまう!! 殺されるぅ!!? 

そんなとき、心のファニーブラザー、ブルース兄貴はこういった。

『自分が教えているのは護身とか武道じゃなくて──そう、スタイルや生き方なんだ』


………。


役にたたねぇー!?


うりゃあ、死ねばもろともじゃああ!! くらいやがれぇえ!!



がすがすがすがす、どーん。



……ああ、生き残ったぜFUCK!
貴様らみたいなのに殺されてたまるかってんだYO!
迷わず殺し尽くしてやんぜオラァ!!


え、落ち着け?
オーケー、腕立て伏せ100回すませたぜ。


と、いうわけで中略しますが、結構動きの臨場感がでてて、この辺はpowerアップしてますね。


その後ぴこぽこストーリー進めてますが、キャラに個性を持たせることでいろいろと感情移入を誘おうとしてるようです。


──が。



肝心のテキスト部分の虚弱さが見えてますね、流石に。
ここは原文より、アレンジした方がいいのにな。

これで感情移入は、ちょっと難しいかなあ? まあ、ストーリーの最後までいってみましょうか。期待しながら。


と、いうことでゲームやりたい人に対するネタばれになるのはよくないんで、ここまでとしつつ。


結構良い出来じゃないんでしょうか。八頭身はさておくとして、キャラの出来もそこそこいいし、バランスも昔と違うのがまた新鮮ですし。BGMのリメイク加減も良い感じですしね。

目玉かどうか分からないけど、通信機能の無線LANは、まああってもなくてもいいような感じですね。アイテムをやりとりしたり、ギルをやりとりして友情サポートなら別でしたが、そうでもないですし。

と、いうわけでFFはFCじゃねーとイヤって人へ。
けっこう、悪くないんでやってみたらいいかもしれませんね?

そんなわけでDSユーザーへアピールしつつ、今回はこれ……。


「で、何処にエロ要素があるの、これ」

「最悪ですねお前。まだまだ残暑厳しいのに一足先に長袖とは何様ですか、脳内金髪少女メリー(18禁)」

「女キャラができたとたんに手のひらを返した人間が何を言うのかしら」

「チャバドゥ!? ばばばば、ばかなことを!?」

「FF3の一番下のは女の子だって主張して爪弾きされたのよね」

「ひい、古傷を抉りやがって!?」

「まあ、どうでもいいことね」

「その上丸投げですか、お前」

「追求して欲しいのならいいなさい。再起不能にしてあげる」

「や、やる気100%!?」

「まあいいわ。貸しなさい」

「結局やりたいんじゃねえか。お前も」

「やらないとは言ってない。それでいいわね」

「あいあい。テキトーにレベル上げ任せた」

「何処の邪道プレイヤーかしら」

「小学校時代ではヒエラルキーで決まってたんだよ。それは。ちなみに俺は真ん中」

「ふん。──なるほど」

「何だよ。ジョブ画面開いてなんか一人納得しやがって」

「貴方のプレイした理由はこれね」

「ん。なんですか。女キャラの……白魔術師? なんでこれが原因になるんですか?」

「──黒タイツ」


卑猥な結論をまとめてんじゃねええー!?


そんなわけでカートリッジを抜いてフライパンで炒めようとしたメリーへ、真空飛び膝蹴りを喰らわしつつ、今回はこれにて。


結構良い出来ですよ、うん。