ルーンファクトリー 小作人物語

※ 2006年09月20日バックナンバー


はい、そんなわけで今日も危険な日々を過ごすダーティーライフまっしぐらのyamotoにございます。

いやあ、いろんな意味で堪能しましたよ。FF3。
具体的にはコスチュームとかコスチュームとか、コスチュームとか。
戦士でラグナロク振り回すとか。


あれ?
冒険とか、中身とか、覚えて……ない?



はい、これ以上は危険なのでカットアウトな?
そんなわけでお手軽に世界を救ってみたわけなので、今回は農村で畑でも耕してみよう、ってことで!!


http://www.mmv-i.net/game/ds/runefactory/


はい、今回の物欲品はこちら! ルーンファクトリーにございます!

実の所僕としてはどうもブラッディ主義のせいもあってか、のどかに日々農村で過ごすゲーム関係にあまり手を出した事がなく、牧場物語に関しても今まで未プレイだったわけですが。

今回、戦闘もあるし、ファンタジーなんて言う素敵な世界のために、思わず食指を動かした次第にございます。

え? エルフがいるからだって?


ああうん。






そりゃ人間として当然のことだろう?






さて、疑問点も晴れたようなので、早速プレイ開始、トナ。





ほうほう、いきなりプレイ開始とともに主人公がふらふら歩いてます。
なんだかとっても死臭漂う背中を見せてます。というか、どうも脱水症と飢餓のダブルパンチでも食らってるようですね、あはは。


やべえじゃねえか。


ここか! ここでいきなり終わるのか! 進むんだ主人公! 村とか町とかに辿り着けば助かる!


あ、倒れた。


主人公の旅は終わった……。
いきなりEDテロップでも流すつもりか貴様って、おお。

なにやら目の前に民家があったらしく、そこから少女が顔を出してきました。
おおう。これぞ王道展開! ここからキャッキャウフフなストーリーさえ発生しそうですね! さあ、ヒロイン、余すトコなくその慈愛精神を発揮し、死にかけの彼を助けるといい!


「はい、どうぞ」

ヒロインが家に一度戻り、彼に差し出したものは。




鍬。





待て貴様。いきなり何のまねですかそれは。
瀕死の主人公もさすがに抗議します。水だけでいいんでください、と。

あらあらと言って、彼女は再び戻り彼に手渡しました。







如雨露。





……この女、まさか畑の肥料にする気か!!?




「すいません。あまりにも似合いそうなものだったので」
パンと水を差し出しながら無邪気に微笑む彼女の目は、決して笑ってなかった、そう主人公は後に語った。

さて、気を取り直してプレイ再開と思いきや。
主人公は倒れた時にかなにかで記憶を失っており、行く宛もない状況だと語っております。

ふふ、王道シチュエーション第二弾炸裂! 記憶のない男を拾いあげて、一緒に生活してキャッキャウフフライフスタート!!


「じゃ、ついてきてください」

アレ? あなたのお家はそこではないのですか、ハニー?
言われるままについていく主人公。
そして案内されたのは、荒れ果てた元は畑だったと思われる場所と、そこに立つ一件の古家。

「ここで暫く働いて暮らしていれば、そのうち記憶も戻ると思うんです」
へー、そうなのかー。ありがとー。
だからボロの鍬と穴のあいた如雨露を気前よくプレゼントしてくれたんですね。
あなたは全く女神のような人だなー。

主人公がそういったかどうかは謎ですが、脳内でそう誰かが囁きました。
つまりこの状況を冷静に判断すると。

記憶喪失の男発見>そこそこ使えそう>言い包めて自分の遊ばせてある農地を開拓>例え死んでも身元不詳かつ住所不定>ゲット


結論:プランテーション化に都合のいい小作人捕獲


黒っ?! この女、真性の黒だ!?

しかも畑を耕してるとプレゼントといって、カブの種なんて渡してきた?
おお、これを作って農作業に慣れろとおっしゃいますか。
まあ、ありがたく受け取って立派な作物を育てる訳ですが。

……後に、判明しました。
彼女の大好物は、そのカブだと。

この女……ッ、近年希に見る黒ヒロインかっ!!
しかも紹介には主人公の事を信じてるとあるが、100%嘘の臭いがプンプンしやがるぜー!!


と、まあ、そんなわけでドス黒いヒロインに拾われ、毎日畑を耕して生活し、毎日1回の銭湯が唯一の愉しみとなり、暇な日曜には釣りをして過ごすという小作人ライフなんて素敵な展開を現在も続けております。


わりと作物を育てるのも楽しいですし、主人公のいる町の人々も田舎ならではの優しさが色々見えたりして楽しいゲームですね。
ただし、黒いカブ娘は除く。

そんなわけで世界とか運命とかそーいったことに疲れた時、ほんのちょっぴりづつやってみるのはいかがでしょうか?

わりかし、のんびりした世界に浸っていけるとは思います。


さて、そんなところで今回はこれに…





小作人物語ね」

「いきなり全力でファンサイドに喧嘩売ってますね脳内金髪少女メリー(18禁)。しかもなんですかそのロングスカート仕様は。暑苦しいんで脱げ」

「随分勇気のある発言ね。つまりここで、下半身下着状態で居ろと」

「あー。すまん、訂正。お前に色気を感じられるほど俺は人生に絶望してないんだ」

「どうせ人生は絶望だらけの癖に?」

「生きる気力を一言で1ゲージ削るのやめてください」

「そうね。せめて9割もっていかないと」

「マジ殺しかい!! んで、何よいきなり」

「はどうほうがカメハメ波だぜ! 亀仙人! って叫んでいた生き物がいきなりカブを9個とか言い出したから、邪神崇拝でも始めたかと思っただけ」

「いやいや、だからちょっと世界救うの飽きたから農村をですね」

「焼き滅ぼす側に回った、と」

「そうそう。まず狙いはプランテーションの……って違う!?」

「本音が出たわね。生来バイオレンス残虐系」

「いや、今のは明らかに誘導尋問ですよ」

「そうね、引っ掛かる方が悪いわ。それでこれは何をしたらいいのかしら」

「早速プレイ開始してんじゃねっつの。既に種は植えてるから、水やりとか頼むわ」

「水をやり過ぎると腐るとか、お決まりの農薬散布とかはないのかしら」

「うむ。なぜかそんなことはないので安心して腐る程水をバラまくといい」

「本当にこれは牧場なのかしら。牧場面積のほとんどが畑で、かろうじて家畜小屋と称したモンスターハウスがあるようだけど。あと、小作人小屋」

「全力で多方面に喧嘩を売り歩いてるな。まあ、確かにどっちかというと『ドキっ! 土まみれのファーマーズライフ 冒険もあるよ!』て感じではあるわなあ」

「人間サイズの蜂から蜂蜜を採ったりするあたり、生々しく考えると生死をかけた戦いとも取れるわね。しかも針を射出するタイプのオオスズメバチみたいだし」

「あー、そのへんは生々しく考えるといろいろヤバいんでカットな。小さな水場から有り得ない量の長靴が釣れたりするとかあるし」

「それは楽しそうだけど。なぜか人がハマり、長靴を取られる水飲み場

「全力で怪奇現象じゃねーか!?」

「ファンタジーね」

「ホラーだっつの!?」

「まあいいわ。そろそろ飽きたから返す」

「へえへえ。飽きっぽいねお前」

「栽培したかった植物の種は売ってないようだったから」

「ほー? わりとこだわって作りたかったようだな。なんかちっちゃく専用エリアみたいに耕したようだし」

「花を栽培する予定だったから」

「ほー、さすが生物学上女だな。ちなみに何の花を育てる予定だったって?」

「ハカマオニゲシとジキタリス」

「麻薬と毒薬栽培所にすんじゃねえ!?」


そんなわけでブラックマーケット入りしそうだったメリーをとっつかまえ、トリップできちゃう茸を山程口に詰めてシェイクの刑にしながら今回はこれにて。


ファンタジーファーマーズも、いいもんですよ、うん。
それでは今回はこれにて。