味が長持ちする素敵なガム
ヤバドゥ! ヤバドゥ! ヤバドゥ!!
仕事は決まったけど、そのほかのことが詰まりすぎていてヤバドゥ!!
人生はいつも下り坂。どこまでいくか最近楽しみになってきた今日この頃!
そんな環境の中でも散財は行われ続ける! 俺の財布から火が消えるまで!!
ってことで今回も始まりました物欲チャンネル。今回の散財品はこちら!!
http://www.recaldent-gum.com/products/smart-time/bottle_citrusberry.html
リカルデント社の粒ガム、スマートタイムでございます。
ではでは早速レビューとな。とな?
・ずっと続くおいしさのガム
今回この商品を買ってみたのはなんとなくだったのですが。
売り文句であるこの、「おいしさの続くガム」ということに対して、些か疑問をもった僕は早速購入して試してみた訳でして。
それこそ「ハハ、どうせ15分ぐらいしか続かないんだろう?」と思って噛んで居るんですが、30分経過した時点でも甘みがガムからしみ出してきてるようでした。
え、なにこれ?
異次元製の無限ガム?
もちろん噛んだ瞬間の甘み、というレベルではありません。
ほんのり甘いかな、という味がずっと長続きしてる感じなのですが、それにしても30分以上続くのは珍しいアイテムだと思います。
確かにこれならば、小腹が空いたときに噛むと、何か食べたい衝動をしばらく押さえきれるのではないかと予測します。
・そんな不思議なガムにもかかわらず驚きの低カロリー。
さて、ではこのガム。
そんな不可思議な構造をしてるから、結構な高カロリーなのかと思いましたらば、なんと驚きの一粒3kcal。
それで1時間程度余裕で持つならコストパフォーマンス的にも大変優れた一品ではないのかと思います。
確かにこれならば、カロリーコントロール、という名前を持ちだしてもいいのかもしれません。
・割とおいしいシトラス&ベリーの風味
さて、それでは気になるお味ですが。
さすがに飛び抜けて美味しい、ということはございません。
しかしながら、普通のベリー味のガムとかその辺とよく似ており、さらにジューシーなリキッドが入ってるお陰か、新鮮みのある味に仕上がってるようでした。
・総結
このガムの煽り文句ですが、どうも条件付きで偽りではなさそうです。
おおよそ1時間程度甘味が続いてることを考慮すると、口の中で何か成分を合成してるのではないかと思ったりしてしまいそうです。
もちろん、噛んだ瞬間のみずみずしい感じの味ではないため「ずっと続くおいしさ」かというとそうでもないのですが、口の中を甘みで誤魔化すためには最適なのかもしれません。
このガムは、カロリーコントロールにももちろん使えますが、むしろそれ以外の用途。例えば長時間の作業などにおいて口に何か入れておきたいときに最適なのかもしれません。
もし難点をあげるとしたら、合成甘味料を使用している点でしょうか。
このお陰で甘みが出るたびに舌が痺れるような感覚が続いてるのでした。これはもちろん個人差もあるため何とも言えませんが、僕としては気になる、という範疇に入るものでした。
しかしそれ以外においては大変優秀で、言うことがないほどに優秀なガムだと思います。
このスマートタイム。小腹の空いたときだけではなく、作業に集中したい際や、1時間することがないときの時間つぶしなどにも使えてしまう一品になることでしょう。
というわけで、今回はこの辺で……
「ずいぶん間が開いたと思ったら今度はグルメ番組? 企画の内容がどんどんランクダウンしてるわね」
「とうとう出ましたか脳内金髪少女メリー(18禁)。冬も過ぎたから、そろそろその暑苦しい格好をやめて俺のような半袖になる気はありませんか?」
「春はまだ遠いのに、半袖でうろつき回る野生動物と同類にされたくないわ」
「人を熊扱いするのはやめて貰おうか」
「いいえ? 熊に失礼じゃない。イエティとかと一緒にされるなんて」
「UMAかよ! 未確認動物扱いかよ!」
「霊長類に限りなく似た区分の何かなのは確かね。アウストラロピテクスから独自進化した別動物か、それとも宇宙からたまたま似たような生態のが落ちてきたか。私としては後者を押したいところかしら」
「地球外生命体かよ。 というかお前本気で言ってるだろ」
「いいえ。そもそもほ乳類とかそういう生物であることが前提として疑うべきだと思ってるわ。どちらかというと、フランケンシュタインの怪物とかそのへんね。人造の人を模したなにか」
「勝手にファンタジー生物にするのはやめてくださいよ。それでなくても世間様からわりと疎まれ気味なんですから」
「当たり前のことじゃない。今更傷つく必要なんてどこにあるのかしら。それで、これが今回のよくわからない化学合成ガム?」
「スタートダッシュからブッた切りにきましたね貴様。早速バイオケミカル扱いかよ」
「アスパルテームの味は好きじゃないの。いかにも合成品です、という味しかしないから」
「そりゃまあ、人工甘味料だものな。自然界にないらしいし」
「想像してみなさい。旨いと思ってた料理の素材が、革靴とポリエチレン袋だったというオチを」
「こわっ!? 想像するだけでこわっ!」
「それが現実よ。ふん……やっぱり舌に刺激がくるわね。味は悪くないけど、この味に慣れることはなさそうだわ」
「いつも通り勝手に食べますねお前は。で、シトラス・ベリーとかいう味はどうよ」
「悪くはないんじゃないかしらね。特に珍しい味でもないけど。ただし舌にくる不気味な後味は好きになれないわ」
「ま、だいたい正しい答えだな。でも、腹の足しというか腹のごまかしにはなるだろう?」
「ならないわね。そもそもガムなんて食べないから」
「本当に最悪ですねお前。そこは嘘でもイエスつっとけよ」
「不気味な甘みを堪能したい気は全くないもの。そうね。どうしようもなく甘味に依存しなければならない手合いなら手放しで喜ぶんでしょう。そこのメタボリックって単語を象徴するような生物なら特に」
「いつのまにか俺をフルボッコにする祭りになってねえか、お前」
「じゃ、これをあげるから機嫌を直すといいわ」
「なんだよ。ガム?」
「食べてみるといいわ。甘い味がするはずよ」
「お、ほんとだ。なんだこれ? 今まで食ったことないもんだな」
「C4、またはセムテックスとも言うわね」
「死ぬわー!!!」
と、いうわけでプラスチック爆弾を食わせやがったメリーの口にガムをこれでもかと詰め込んで呼吸困難に陥らせつつ今回はこれにて。
こんな素敵なガム。小腹が空いたときにいかがでしょうか?