12WXという液タブさん

※ 2008年06月09日バックナンバー




ヤバドゥ、ヤバドゥ、ヤバドゥ!
健康状態とか人生エンドFlagとかヤバドゥ!
そんななかでも散財を忘れない男、yamotoですこんにちは。
注射代と物欲なら当然物欲だよな! と間違った意見を振り回したりしてみます。



さて、ではそんな命を放棄するダメ人間yamotoの今回の物欲はこちら!!


Wacom Cinteq12WX


PC絵描きの野望かつ夢のアイテム! 液晶タブレットのCintiq 12WXであります!!

いやー、とうとうやっちゃいましたよ、やっちゃいましたね。
これでおうちに液晶タブレットが3台目になりました。
自重しろ? イエス。しません。


さて、だいたいの製品仕様に関して説明をあげていこうと思ったのですが。


Ko-wa's Inn様内 12WXレビューページ


実はこちらの方が僕の言いたいことをだいたい綺麗にまとめてくださってるのでこちらを参照して頂いた方がいいかもしれません。

え? そんなことはどうでもいい?
お前の油まみれの意見を聞かせろ、ですか?


オウケイ分かりました。
ここからは僕自身の使い方みたいな話をしていきたいと思います。

まず、書き味。
これは液晶保護フィルムによって激しく変化していきます。
もしも紙に近い感触を得たいならばまずペンはフェルト芯を使ってください。ガンガンとペン先が削れていきますが、心地よい摩擦が手に跳ね返ってくるので凄い安心できます。
なお、液晶保護フィルムに関しては僕はこちらをおすすめ致します。


SIGMA A・P・O 液晶保護フィルム「touch air」


このtouch airと言われる液晶保護フィルムですが、高い耐久性を誇り、さらに貼りやすい上で視認性も良く、特殊加工のおかげで紙に近い書き味を再現できるという至れり尽くせりの構造となっております。

もし使う場合、12.1インチワイドではなく13,3インチワイドのものを使うと、非常に簡単かつはみ出しなしで張れるのでそちらをおすすめ致します。(yamotoは12.1インチ用を最初買って、結局サイズが足らなくなった苦い経験をしております。微妙にCintiq12WXは、大きめなサイズをしてるんですよ、これが)



次に、気になる液晶タブレット特有の問題、画面端に寄れば寄るほど発生するカーソルの細かなブレですが。
先ほどお教えしたレビューページにもあるとおり、ぶれます。
こればっかりはどうしようもない製品仕様のようでして、うまく行ったとしてもおそらく5年ぐらいは解消されない不治の病ではないかと思われます。

特に電源を入れて1日放置したものを使用したりすると、本気で泣けてきます。まるで薬物中毒にかかったかのようにカーソルが左右に震えてくれます。
この辺、どうにか直してくれないものかとちょっと思ってしまったりしてます。


さて、そして今回最大の難点みたいなものですが。
この12WX、おそらくドライバ側で制御をかけていると思って間違いないですけども文字認識モードがありません。
これが痛い。地味に痛い。
このおかげで手の動かす速度に対して若干の遅れが発生するため、感覚的に紙に近い書き味が若干損なわれてしまうのです。
無論手の速度を落とせばいいんですが、そうすると線が若干踊り出してしまうというブレ問題の的に引っかかります。
この辺は非常に困るところではあるんですが、近いうちに誰かが文字認識モードを開放してくれることを祈るしかありません。

と、まあ途中から難点というか難癖ばかり上げてしまいましたが。
だからといって直接描ける利点が易々と無くなるわけではありません。


ですので、上記のことをふまえた上で良い感じの値段で取り扱いが簡単そうな液晶タブレットが欲しい! というのであればやはりこれが選択として上がってきてもいいと思います。

値段的には確かにかなりシビアなものではありますが、値段分の働きはしっかりしてくれる事でしょう。特にペンタブに慣れてない人にとっては最高のパートナーとなってくれるはずです。


と、いうことで今回はこれに……



「餓死決定おめでとう」

「早速でましたか脳内金髪少女メリー(18禁)。というかこのクソ熱いのに黒い帽子と黒い服って何考えてるんですか貴様」

「見て分からないかしら。喪服よ」

「は? 知り合いでも亡くなったん?」

「そうなる予定。目の前のが」

「厭な死亡通知すんじゃありません、涙レスバンシーかお前は」

「病気の前に大散財、収入は大暴落。食糧不足でさらに地獄。死亡ルートは目前ね」

「淡々と本当に絶望的なことを言わないでください貴様。肺炎と診断されてからちょっと目の前が暗くなったんだから」

「そう、だったら潔く今死んだら?」

「お前の優しさとかその辺はとっくにロストレガシーされてますか」

「ライオンに売ったわ」

バファリンの中の半分がお前の優しさとか初耳ですよコンチキショウ。頭痛に悩む人に謝れ」

「目の前の動物を見ていてバファリンの大切さを識ったのよ」

「お前本気で最悪。で、勝手にスイッチ入れてなにしてんですかお前」

「試し書きよ。なかなか面白い道具ね、100均?」

「ぶっ飛ばしてえと今本気で思える相手に出会えた。よりによって100円とかくたばれとしか言えません」

「そう。どうでもいいわね。まあ、細かいところは分からないけどそこらに転がってるものとの違いは少しだけ分かったわ」

「ほう、なんですかいってみたまい」

「色がそこそこ綺麗で傾けても色が変わらない」

「……お前、そんだけですか?」

「ええ。何か他に違うのかしら」

「全力で違いますよコンチキショウめ。画像のきめの細かさとか筆圧レベルの差とかすげえ違うんだよ理解しやがれ!」

「そんなものわかるわけないじゃない。まあ14万だったかしら、このオモチャ」

「オモチャとかいうな。世間の憧れですよこの子は」

「そうね。世間はあこがれても私は憧れてないからオモチャで良いわ」

「いつかお前絵描き同盟とかに拉致られて監禁されてハイライトが消えるまで陵辱されますよ」

「仕返しに拉致って換金してハイライト入れるだけの仕事で生涯終わらせるから問題ないわ。無駄に技術力もありそうだから高値で売れそうね」

「逃げてー! 絵描きのみんな逃げてー! 一生フィギュアの塗り作業させられるからー! っていうかどこのブラックマーケットだお前」

「今の世の中を生き残るにはその程度のコネは必要じゃないかしら」

「普通世間一般でそんなコネいらねっつの! ……ってあれ、どこやったんだよ。忽然と姿が消えてるぞ、俺のタブ」

「ああ、それならさっき宅配便に出したわ。具体的には植木職人っていうのに。なんでもサーバー監視用途に使いたいとか。電話の向こう側でドライバーの鳴る音がしていたけど気のせいね」

「デモリッション解体屋モードになんて餌与えてんじゃこんちきしょうがああ!!」


そんなわけでとんでもねえことしやがったメリーを、宅配トラックめがけて投げつけて停止させることで今回は事なきを得たようです。

ということで、今回はコレにて。


もうちょっとがんばって弄ってみます。この液晶タブレット